食生活

歯並びは遺伝だけじゃない!歯並びと生活習慣の関係

親子で顔や声、体格などが似るように、歯並びも遺伝の影響を受けます。しかし、歯並びは遺伝だけでなく生活習慣の影響も大きく受けています。

今回は遺伝の他にどんな生活習慣が歯並びに影響するかをご紹介します。

 

どんなことが歯並びに影響を与えるの?

食生活

食生活

一緒に生活をしていると同じ食生活になります。特に柔らかい食べ物をよく食べる習慣があると、噛む回数が少なく、顎の成長や歯並びに影響することがあります。特に日本歯科医師会が行った2022年の調査では、若者の好きな食感は「もちもち」、「噛むと顎が疲れる」と感じている10代は、70代の2.7倍にも上るという結果が出ています。食べ応えのあるものを普段の食事に取り入れ、1口30回噛むことを目標に食事をしましょう。

 

口呼吸

口呼吸

日常的に口がぽかんと開いていると、口周りの筋肉が常に緩んだ状態となり、歯並びが乱れる可能性があります。唇を閉じるように意識することが大切です。

口呼吸はアレルギー性鼻炎などが影響していることがありますので、耳鼻科などで診てもらうことをおすすめします。

 

指しゃぶり・爪を噛む

指しゃぶり

爪を噛む癖や、3歳頃を過ぎても指しゃぶりが続いている場合は、出っ歯や前歯が噛めないなど、歯並びに影響する可能性があります。

これらはストレスなどの影響もありますので、しっかり生活リズムを整えて、たくさん運動して発散させたり、しっかりスキンシップをとるなどお子様の気持ちに寄り添ってあげることも大切です。

 

間違った飲み込み方や舌の癖

スポット

正しい飲み込み方は、舌の先が上顎のスポットにある、軽く唇を閉じてリラックスしている、奥歯は噛んでいる、舌の中央が上顎に吸い付けられている…という複雑な動作を無意識に行っています。口の周りの筋肉だけで飲み込むと、お口が正しく成長できないことがあります。リラックスしている時も舌で歯を押したりしないようにすることが大切です。

舌の正しい位置を覚えたり、お口のトレーニングを行うことで改善に繋がります。

 

姿勢が悪い

食事の姿勢

悪い姿勢はお口とはあまり関係なさそうに感じますが、口呼吸や、しっかり噛めないなどお口にも影響があります。食事の際は足がぶらぶらしないように、足元に台を置いたり、子どもに合った椅子を選んであげましょう。頬杖なども顎に負担がかかったり、左右のバランスが崩れたりしますので、気が付いたら声掛けをするなど見守ってあげましょう。

 

お口のトラブルを放置する

乳歯は生え変わるからと言って虫歯を放置したり、乳歯がなかなか抜けない、永久歯が生えてこないなど、お口のトラブルを放置すると、顎が正しく成長しない、永久歯が生えるスペースがなくなってしまうなど、お口のトラブルに繋がる可能性があります。虫歯はしっかり治療したり、お口のトラブルは歯科医院で相談しましょう。

 

以上の様に歯並びは遺伝もありますが、一緒に生活していると癖や生活習慣も似てくるため、歯並びも似てきます。これらを早期に予防・改善することで、悪くなるのを予防することができます。また、矯正治療でお口の成長をサポートしながらこれらを改善していくことで、お子様の歯並びを整え、健康なお口とからだに導くことに繋がります。

歯並びについて無料相談も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

コミュニケーション

 

参考

PRWire https://kyodonewsprwire.jp/release/202211079327

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