歯ぎしりや食いしばりの健康への影響
新生活が始まり1ヶ月ほど経ちましたが、新しい環境に慣れてきましたか?新たな環境に適応するためのストレスや疲れが増える時期です。このようなストレスや疲れは、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりを引き起こす原因となります。
今回は、歯ぎしりや食いしばりの原因や対策についてご紹介します。
歯ぎしり・食いしばりの原因
歯ぎしりや食いしばりは、無意識のうちに歯を強く食いしばったり、摩擦させたりする症状です。歯をギリギリと強くこすり合わせたり、ギューッと食いしばったり、歯をカチカチするなど様々な種類があります。無意識に行われていることが多く、睡眠中や何かに集中している時に現れることがあります。
主な原因として、ストレスや疲れなどの精神的な要因によって引き起こされることが多いと言われています。また、歯並びや不規則な生活習慣、過度の飲酒、喫煙なども影響を与える可能性があります。
歯ぎしりや食いしばりの健康への影響
歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯周組織に負担をかけ、歯が割れる、折れる、摩耗する、詰め物が外れやすくなる、歯周病のリスクを高めるなどの様々な影響があります。
お口だけにとどまらず、頭痛や顎関節症状、睡眠障害などの症状を引き起こすこともあります。長期間続く場合は、歯科医院での適切な治療や対策が必要となります。
歯ぎしりや食いしばりへの対策
歯ぎしりや食いしばりへの対策として、以下の様な事を心がけましょう。
- ストレスを上手に発散する
- リラックスする時間を作る
- 快適な睡眠環境を作る
- バランスの取れた食事や充分な睡眠、適度な運動など生活習慣を整える
- 飲酒や喫煙を控える
- 歯科医院での相談
- マウスピース(ナイトガード)の装着 など
まとめ
今回は、歯ぎしりや食いしばりの原因や対策についてご紹介しました。
ストレスや疲れが引き金となる歯ぎしりや食いしばりは、健康な歯と心身の健康に影響を与える可能性があります。自覚症状がある場合や長期間続く場合は、歯科医院での適切な治療や対策を行うことが重要です。日常生活でのストレスや疲れの管理にも心がけ、健康な笑顔を保ちましょう。