虫歯ゼロでも安心できない?!子どものお口が抱える「見えにくいリスク」
文部科学省の令和7年度学校保健統計によると、子どもの虫歯の割合は減少傾向にあります。フッ素入り歯磨き粉の普及や、歯科での予防意識の高まりが背景にあると言われています。
これはとても喜ばしいことですが、「虫歯が少ない=お口が健康」とは言い切れない面もあります。
今回は、虫歯ゼロでも油断できない、子どものお口が抱えるリスクについてご紹介します。
増えている「歯並び」と「口の機能」の問題
歯並びが乱れる子どもが増えている

顎が十分に発達しないまま永久歯が生えてくることで、歯が重なったり、でこぼこに並んだりするケースが以前より増えています。やわらかい食べ物が中心の食生活や、よく噛まずに飲み込む習慣が影響していると言われています。
「口腔機能発達不全症」という考え方

近年、歯科の分野では「口腔機能発達不全症」という考え方が注目されています。これは、食べる・話す・呼吸するといったお口の基本的な機能が、年齢に見合った発達をしていない状態を指します。
また、お子さんが口を閉じずにポカンとしている時間が長い場合、口呼吸や舌の位置に問題がある可能性があります。見た目の問題だけでなく、歯並びや顔の発育、さらには全身の健康にも影響することがあります。
お子さんに当てはまることがあれば、早めに歯科医院で相談することをおすすめします。
虫歯がなくても「定期的な受診」が大切な理由

虫歯がないからといって歯科受診をやめてしまうと、歯並びの変化や口腔機能の問題を早期に発見する機会を逃してしまいます。
お子さんのお口は、乳歯から永久歯へと大きく変わっていく時期でもあります。この変化の過程を専門家の目で定期的にチェックすることが、将来の健康なお口づくりにつながります。
歯科での定期健診は、虫歯を探すだけが目的ではありません。歯並びの経過を見たり、正しい歯磨きの習慣を身につけたり、必要に応じて口腔機能のトレーニングにつなげたりと、幅広いサポートができる場です。
まとめ
今回は、虫歯ゼロでも油断できない、子どものお口が抱えるリスクについてご紹介しました。
虫歯予防はもちろん、歯の生え変わりが上手くいっているか、しっかり噛む・飲み込むなどお口が使えているかなど、お口の成長を見守ることが大切です。
つかさ歯科・矯正歯科では、お子さまの歯並びや口の発育についても丁寧にご説明しています。「虫歯はないけど歯並びが心配」「口をよく開けている気がする」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。
当院の小児矯正ページや矯正歯科専門サイトもあわせてご覧ください。











