夏休みは虫歯の季節?生活リズムとお口の健康を守ろう
長い夏休み、子どもたちにとっては楽しいイベントが盛りだくさんの季節ですね。でも実は、夏休みは虫歯ができやすい時期でもあります。
今回は、夏休みに気をつけたい子どものお口のケアについてご紹介します。
なぜ夏休みは虫歯が増えるの?
夏休み中は学校がないため、生活リズムが乱れやすくなります。朝寝坊や夜更かしで歯磨きのタイミングがずれたり、うっかり忘れてしまうことも。さらに、おやつやジュースの回数が増えがちです。
特に注意したいのが、「だらだら食べ」です。おやつや飲み物を長時間口にしていると、口の中が常に酸性の状態になり、虫歯のリスクが高まります。
夏休み中のお口を守る3つのポイント
1.生活リズムをできるだけ整える
朝・昼・晩の食事時間を大きくずらさず、食後の歯磨きの習慣をキープすることが大切です。特に寝る前の歯磨きは、虫歯予防に最も効果的なので忘れずに。
2.だらだら食べを避ける
おやつの時間を決めて、食べたら歯を磨く・うがいをするというルールを作ると良いでしょう。お口の中を酸性の状態にしておく時間をなるべく短くすることがポイントです。
3.フッ素入り歯みがき剤を活用する
子どもの歯は大人よりも虫歯になりやすいので、フッ素入りの歯みがき剤を使うと予防効果が高まります。また、定期的に歯科でのフッ素塗布を受けるのもおすすめです。
4.仕上げみがき
小学生の間は、できるだけ保護者による仕上げみがきを続けましょう。特に奥歯の溝や歯と歯の間は、子どもだけでは磨き残しが多い場所です。お子さんが嫌がるときは、優しく声をかけながらリラックスできる雰囲気を作ってあげましょう。
定期検診も忘れずに
夏休みは歯科検診のチャンスでもあります。虫歯の早期発見・予防だけでなく、歯並びや咬み合わせのチェックもできます。虫歯などお口のトラブルがある場合は、この機会にしっかりと治療しておきましょう。
当クリニックでは、お子様の虫歯予防のために「オレンジキッズクラブ」を実施しています。3ヵ月ごとの定期健診を通して、親子でお口の健康に取り組める仕組みです。スタッフ一同、お子様の健やかな成長を全力でサポートします。
また、お子様を歯医者嫌いにさせないための工夫を大切にしていますので、ぜひご来院ください。
まとめ
今回は、夏休みに気をつけたい子どものお口のケアについてご紹介しました。
夏休みは楽しい反面、虫歯リスクも高まる時期です。生活リズムの乱れや間食の増加などに気をつけながら、毎日の歯磨きと定期的なチェックを心がけましょう。
当院では、お子さんの年齢や生活スタイルに合わせたアドバイスやケアのご提案を行っています。夏休み中の検診もお気軽にご相談ください。