成人矯正・インビザライン
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インビザライン
インビザラインは、アメリカで開発されたマウスピース型矯正装置を使った歯列矯正システムです。これまで(2019年10月現在)に、全世界で10万以上の歯科医師が採用し、年間の症例数は50万人以上、累計では600万人以上の患者様がインビザラインで矯正治療を受けています。当クリニックの院長は、インビザラインドクターとして正式な認定を受けた上で、インビザライン矯正を実施しております。
院長はインビザライン・ゴールド
プロバイダーを受賞しています
インビザライン・プロバイダーは、インビザラインを提供するアメリカのアライン・テクノロジー社が設けている世界共通の認定資格です。インビザライン矯正をおこなう歯科医師の治療実績を評価し、一定の基準を満たす歯科医師をインビザライン・プロバイダーに認定しています。
現在、10段階のランクに分けられており、年間の治療実績が20症例以上であればゴールドプロバイダーに認定されます。言ってみれば、インビザライン・プロバイダーの認定を受けた歯科医師は、認定を受けていない歯科医師と比較して、治療経験が豊富であることを証明するものです。 もちろん、矯正専門医が在籍する矯正歯科医院の方が症例数が多くなる傾向にあるため、あくまで歯科医院を選ぶ際の一つの参考にしていただければと思います。
インビザライン矯正
システムの優位性
マウスピースの精度
インビザライン以外のマウスピース矯正は、歯が移動するたびに、歯型を採取して新しいマウスピースを製作します。マウスピースは、歯科技工士がひとつずつ手作業で製作するので、どうしてもマウスピースの精度にバラつきが生じてしまいます。歯科技工士の技術レベルが高くないと、計画通りに歯を動かす効果が期待できません。その点インビザラインは、最先端技術である3次元画像化技術と光造形技術によりオートメーションで製作するため、高い精度が保証されます。このように、同じように見えるマウスピース矯正も、そのしくみや特徴はまったく異なります。
クリンチェック
数あるマウスピース矯正の中でのインビザラインの優位性は、インビザライン患者600万人の臨床データが一元管理されているため、これまで蓄積された臨床上のデータから、患者様各人にあった最適な高い治療計画を導き出せることです。また、クリンチェック世呼ばれる3Dシミュレーションにより矯正治療の開始から終了までを患者様自身が自分の目で確認できる、およその治療期間が判明する、という大きなメリットがあります。
口腔内スキャナー
iTeroを導入しています
つかさ歯科クリニックでは、患者様にインビザライン矯正を快適に受けていただくために、最新型の口腔内スキャナー(iTero Element2)を導入しました。
口腔内スキャナーと
従来の型どりの違い
インビザラインで治療をするためには、歯型をとる必要があります。今までの型どりは、歯列にドロドロとしたシリコン印象材を歯列に押し当てて固める必要がありました。その際、嘔吐反射が起きたり、シリコン印象材が喉へ流れこんだり、印象材が硬化するまで時間を要するなど患者様にストレスがかかることがありました。しかし、iTero Element2による型どりでは、お口の中をカメラで撮影するだけなので、患者様に苦痛を強いずに歯型をとることが可能となりました。
精巧な矯正装置が作成可能
歯列にレーザー光をあてて直接撮影することで、非常に正確なデータを取得することができ、従来の型どりで製作するよりも精巧なマウスピース型矯正装置を製作することが可能となります。
人体への悪影響が無い
レーザー光を利用していますので、安全性が高く放射線の心配がありません。また、シリコンのように誤って飲み込んでしまう危険性もなく、小さなお子様も安心してインビザラインによる矯正治療を受けて頂くことができます。
治療開始がスピーディーに
iTero Element2で取得した患者様の歯型データは、インビザライン社に送信した後に、治療計画のシミュレーション工程に移ります。従来の方法では、採取した患者様の歯型をアメリカのインビザライン社へ空輸する必要があり、シミュレーションを作成するのに2~3週間程度の期間がかかりました。iTero Element2のデータに基づいた治療計画のシミュレーションは3営業日程度で作成されるので、治療の開始がスピーディーになりました。
インビザラインの
メリットとデメリット
インビザラインの
メリット
- 目立たない
- 透明なプラスチック素材のため装着しても、あまり目立ちません。また、マウスピース自体がとても薄く、発音の邪魔になりません。接客業や営業職など人前で話す機会が多い仕事をされている方に好評を得ています。
- 取り外しできる
- 取り外しができるので、食事はいつも通りしていただくことができます。もちろん、取り外して歯みがきが出来るので、歯の隅々にまで歯ブラシが届き、口の中を清潔に保つことができます。
- 痛みが少ない
- 弱い力で歯を動かしていくので、ワイヤー矯正時の調整直後に起きる強い痛みがありません。新しいマウスピースに交換した直後は、締め付けられるような感覚(痛みと違和感の間くらいの感覚)がありますが、およそ数時間で消失します。
インビザラインの
デメリット
- 症例によっては適用できないことがある
- インビザライン矯正システムは日々改良が加えられており、今まではマウスピース型矯正装置では困難と判断されてきた症例でも適応可能になるケースが増えています。もちろん、すべての矯正装置には、それぞれに向き不向きがありますので、マウスピース型矯正装置での治療が難しいケースがあるのは事実です。
- 患者さんのモチベーションに左右される
- インビザライン矯正装置は、1日少なくとも22時間以上の装着が必要です。決められた装着時間を守ることで、理想的な歯並びに近づいていきます。自分で取り外しができる容易さがある一方で、毎日22時間以上装着しないと充分な効果が得られません。そのため患者様本人のモチベーションに治療の成果が左右されます。
インビザライン
矯正治療の流れ
01|無料相談
矯正治療を受けようかどうか迷われている方、矯正治療に対する質問や不安がある方のために、無料で矯正相談を行っております。電話でご予約ください。
02|検査
レントゲン撮影(セファロ)や口腔内と顔貌の写真撮影、歯型取りなど治療計画を立てるのに必要な情報収集を行い、アメリカのインビザライン社へ資料をおくります。口腔内資料を採取してから治療計画の説明を実施するまでに、およそ1週間~2週間程度の期間が必要です。
03|治療計画の説明
口腔内資料と治療計画を元にして、立体化画像技術(クリンチェック)機能を利用して、治療開始から終了までの歯の移動過程をシュミレーションします。担当医と一緒に治療計画を確認していただきます。
04|インビザライン矯正装置の製作
患者様に治療計画の承諾をいただきましたら、矯正装置を製作します。治療が終了するまでのマウスピースが製作されますので、マウスピースを製作するたびに歯型をとる必要はありません。ただし、虫歯治療などにより、歯の形が変わってしまった場合や、歯の生えかわりがあった場合は、再度、型どりをする必要があります。矯正装置が日本に届いたらいよいよ治療スタートです。
05|インビザライン治療の開始
マウスピースを患者様にお渡し致します。インビザラインは1つのマウスピースで約0.25mmずつ歯を移動させる設計になっており、1~2週間ごとに新しいマウスピースを交換していくことで、理想の歯並びに近づけていきます。
06|治療経過の確認
およそ4週間ごとに来院して、次の段階のマウスピースのお渡しと、マウスピースの適合状態や装着時間、口腔内の衛生状態などの定期チェックを行い、歯の動きの進捗状況を確認します。
07|保定
治療終了後、歯列の状態を安定させるためにリテーナー(保定装置)を使用していただきます。
ワイヤー矯正とマウスピース
矯正との比較
ワイヤー矯正 | マウスピース矯正 | |
---|---|---|
見た目 | 当クリニックでは、目立ちにくい 「セラミックブラケット」を採用 |
より目立ちにくい歯に被せるだけの 透明のマウスピース |
取り外し | 治療完了までは取り外しできない | 簡単に取り外しが可能 |
治療中の食事 | 食べ物の制限は無いが、繊維質の 食べ物が挟まることはある |
取り外して普段通りの 食事が可能 |
治療中の歯の お手入れ |
装置の周りなど汚れが溜まりやすい ためより丁寧なお手入れが必要 |
取り外して普段通りの お手入れが可能 |
治療中の 対応範囲 |
ほぼ全ての症例において治療が可能 | 症例によっては使用できない 場合がある |
ワイヤー矯正 |
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見た目 当クリニックでは、目立ちにくい 「セラミックブラケット」を採用 |
取り外し 治療完了までは取り外しできない |
治療中の食事
食べ物の制限は無いが、繊維質の 食べ物が挟まることはある |
治療中の歯のお手入れ
装置の周りなど汚れが溜まりやすい ためより丁寧なお手入れが必要 |
治療中の対応範囲 ほぼ全ての症例において治療が可能 |
マウスピース矯正 |
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見た目 より目立ちにくい歯に被せるだけの 透明のマウスピース |
取り外し 簡単に取り外しが可能 |
治療中の食事
取り外して普段通りの 食事が可能 |
治療中の歯のお手入れ
取り外して普段通りの お手入れが可能 |
治療中の対応範囲
症例によっては使用できない 場合がある |